大鳴マリーナ有限会社は、令和6年4月26日をもちまして、設立50周年(設立日:昭和49年4月26日)を迎える運びとなりました。
設立時期は、日本が急速な経済成長を遂げ日本の GNP (国内総生産)はアメリカに次ぐ2位となり、日本の生活水準は右肩上がりに成長するだろうという神話をまだ信じている最中でした。
しかしながら昭和48年オイルショックとニクソンショックが引き金となり、あけっなくバブルは弾け飛びました。日本経済の先行きが見えない中、平成3年に会社を移転。平成7年には阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件が発生し、社会不安がさらに広まりさらに日本経済は悪化の一途をたどりました。
もちろんマリン業界も同様で、弊社では借入金の返済や販売ノルマ(安売り合戦)に追われ、辞めることも出来ず、苦しくまた悔しい思いを長きに渡り余儀なくされました。
迷妄の中、先代の人格や家族の結束(もちろん妻も)、従業員の支えもあり一筋の兆しが見え始めてまいりました。一つの節目ともいえる設立50周年を迎えることが出来ますのも、ひとえに皆様のご支援、ご愛顧の賜物と心から感謝申し上げます。
この節目を機に社員一同、更に一層の努力を行い
引き続き皆様のご愛顧にお応えしていく所存でございます。
今後とも、何卒ご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
【追伸】
常識が非常識になり、非常識が常識になる時代です。
こんな時代に舵を取ることは何を極めることと思います。
働き手も楽しいと思える会社を目指し、漁業者の方には安全を、
プレジャーの方には安心(気持ちよくボートフィッシングをご利用頂けるよう)を
提供させて頂きたいと心底考えております。
2024年1月24日 代表取締役社長 山上裕之